22世紀の未来において宇宙の様々な天体に進出した人類が、大気・温度・重力などが地球と著しく異なる環境で活動するために開発された道具。この光線を浴びれば、24時間は高水圧の深海や、宇宙空間、どんな状況下のいかなる星でも、特別な装備無しで地上と全く変わりなく活動できる。酸素の無い所でも呼吸ができ、潜水服も宇宙服も必要とせず、暗い深海でも昼間のように明るく見える。映画「のび太の海底鬼岩城」で登場したムー連邦の海底人達も、独自に開発した同機能の物を所持していて、時折地上の人間の様子を観察するために使用している。また、この映画が作られる以前から海底の物語を構想していたが、暗黒で高水圧という苛酷な世界はなかなか描く気になれず、この環境で地上同様の明るく楽しい冒険を描きたい、という発想がこの道具のヒントになったという。