この道具は未来の世界で宇宙空間を運行する鉄道の乗車券で、切符にはさみを入れると、どこにいてもすぐに天の川鉄道のSL型の宇宙船が迎えに来てくれる。「地球→ハテノ星雲」などがある。ワープもできる。天の川鉄道は銀河中にネットワークを張り巡らせていたが、どこでもドアが発明されると、一瞬で移動される利便性に太刀打ちできず、天の川鉄道は2111年9月3日で廃止となった。ドラえもんが持っていた切符も廃止記念で購入した最終便だった。廃止後は時々観光用にSLが運転される事があり、それを題材にしたのが大長編「のび太と銀河超特急」。22世紀では、ミステリートレインがブームとなり、3日並ばないとチケットが手に入らない程の人気。コミックスでのび太達が乗車した列車はオンボロメダ発、ハテノ星雲行きの列車で地球を20時07分に学校の裏山から乗車した。内部は圧縮空間となっており、中は広く、個室も充実している。